株式会社エム・イー・エル 一般基礎編 「伝送線路の基礎理論」
- 最終更新日:2015-08-21 16:53:49.0
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低周波回路において、集中定数部品である抵抗、コイル、コンデンサをつなぐ導線は、単なる接続する役目をするものであると考えられてきましたが、周波数が高くなるに従い、また、導線が長くなるに従い、このような取り扱いは許されなくなります。導線やパターンに電流が流れると、その周囲を磁力線がとりまき、交流的な変化を生じます。これがインダクタンスの効果であり、また、高周波電流は導線の表面にのみ流れるという表皮効果を含めて抵抗が考えられます。また、プリント基板の比誘電率εr に比例して静電容量は増加し、不十分な絶縁性のためにリーケージコンダクタンスが生まれます。このように、素子を接続する導線、またはパターンは、微少インダクタンスΔL と微少抵抗ΔR が連続し、グランド間には微少コンダクタンスΔG と微少キャパシタンスΔC が分布している構造とみなさなければいけません。
【特徴】
○Zrという負荷にlの長さの線路がつながることで、
線路を含めたインピーダンスはZrではなくなる
○βlが非常に小さい場合は、Z=Zr になる
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基本情報一般基礎編 「伝送線路の基礎理論」
【特徴】
○パターンを分布定数回路すなわち伝送線路として
取り扱う必要があるのは、線路の長さが波長に対して無視できない場合
○伝送線路は使用する波長によって、その特性を変えてくる
○周波数にあった使い方をすることで、
ただの線路を一つの素子として用いることができる
○パターン内のマイクロストリップラインのように
減衰定数が小さい線路の場合、取り扱いを簡単にするため、
しばしば無損失線路として取り扱う
○特性インピーダンスZo の無損失線路にZr の負荷が
接続されている場合、受端を起点とし、
電源側に任意の距離l の点の電圧、電流は式で示される
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