【素材のワンポイント講座】フッ素樹脂の性質と種類について湯本電機

耐熱性・耐薬品性・耐候性・絶縁性・すべり特性などを有する機能的な材料！

『フッ素樹脂』は、耐熱性・耐薬品性・耐候性・絶縁性・すべり特性など、
多くの優れた性質を有しており、機能的な材料です。

種類も様々で、一般的に最も多く用いられている「PTFE」をはじめ、
機械的に強靭で、特に引っ張り強度、圧縮に強い「PVDF」や、溶接加工、
成形が可能な「PFA」などがあります。

また、"PTFE樹脂＝テフロン"と解釈される場合も多いですが、"テフロン"は
米国デュポン社フッ素樹脂の商品名で、他社メーカー品もございます。

【フッ素樹脂の性質】
■高い耐熱性、耐寒性(約-250～260℃)
■高温高濃度の酸・アルカリに不活性
■溶剤に不溶、溶出物がないといった抜群の耐薬品性
■接着剤を受け付けず、撥水性を持つ非粘着の特性
■他樹脂にはないすべり特性
■高い絶縁性
■不変の耐候性

※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

関連リンク - https://www.yumoto.jp/material/onepoint/4085

基本情報【素材のワンポイント講座】フッ素樹脂の性質と種類について

【フッ素樹脂の種類】
■PTFE(四フッ化エチレン樹脂)：フッ素樹脂というとPTFEを指す場合が多く、生産量、使用量ともにフッ素樹脂の中では１番多い
■PFA(四フッ化エチレン・パーフルオロアルコキシエチレン共重合樹脂)：PTFEに匹敵する特性を持ち、溶接加工、成形が可能
■FEP(四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合樹脂)：溶接成形が可能で他の特性もPTFEについで優れる
■FTEF(四フッ化エチレン・エチレン共重合樹脂)：溶接成形が可能で、機械的特性、電気絶縁性、耐放射線性、耐薬品性、低温特性が良好
■PVDF(フッ化ビニリデン樹脂(二フッ化))：機械的に強靭で、特に引っ張り強度、圧縮に強い。また耐候性、耐薬品性もよく、溶接成形が可能
■PCTFE(三フッ化塩化エチレン樹脂)：常温での機械的特性、低温の寸法安定性、耐衝撃性、耐食性が良い樹脂で透明度を有する
■ECTFE(三フッ化塩化エチレン・エチレン共重合樹脂)：化学的特性や機械的特性に優れており、溶接成形が可能なバランスの良いフッ素樹脂

※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

価格帯	お問い合わせください
納期	お問い合わせください
用途／実績例	※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。