株式会社矢野経済研究所 2023年版 セルロースナノファイバー市場の展望と戦略
- 最終更新日:2023-06-23 11:58:45.0
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■ポイント
●「2030年に量産レベル」の目標に黄色信号点滅?2030年を見据えた折り返しの7年間でなすべきこととは?
・CNFの「尖った性能」を突き詰めた用途開発で拓ける道もあり、ミクロンからナノまでの繊維サイズの中から最適解を探し出せ
・ボリューム拡大の決め手は自動車での採用獲得にあり、耐衝撃性がボトルネックとなるも、ドローンなど広義のモビリティを突破口に進め!
・コスト、GHGの問題解決にはCeFなどミクロンサイズの繊維活用も活発化ダウングレードではないCNFを凌駕する性能も実現
・水分量や粘度の問題を解決するDPや低解繊CNFの開発・投入の動きもエタノール置換など乾燥後の再分散性向上のための研究も進む
・化学的解繊、水衝突解繊によるCNFとNRとの複合化に向けた開発も進展タイヤ、ベルト、ホースなど幅広い用途での採用に期待
・次世代でのCNF活用に向けた研究開発にも注目農業資材、蓄電体、ハイドロゲル等新たな可能性につながる用途開発も進展
発刊日:2023/03/30 体裁:A4 / 180頁
価格(税込):165,000円(本体価格:150,000円)
基本情報2023年版 セルロースナノファイバー市場の展望と戦略
CNFは、食品、化粧品・トイレタリーや一般産業分野で機能性添加剤としての採用実績があがっている他、CNF複合樹脂がスポーツシューズや日用品に加え自動車部品としての採用例も出てくるなど、開発段階から実用化段階へとフェーズを進展させています。また、原料パルプの解繊度合いを落とし、コストを抑えることで幅広い用途での使用を狙えるMFC、CeFや、不織布の技術を応用した複合樹脂など、本格的な社会実装に向けて使い勝手をより高める開発が進展しており、用途開発・市場開発の動向が注目されます。
■構成
第1章:セルロースナノファイバー市場の展望
第2章:セルロースナノファイバー市場の動向
第3章:セルロースナノファイバー川下市場の動向
第4章:セルロースナノファイバーメーカーの動向と戦略
発刊日:2023/03/30 体裁:A4 / 180頁
価格(税込):165,000円(本体価格:150,000円)
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