ナラサキ産業株式会社 電子ビーム加工技術
- 最終更新日:2018-07-30 18:06:28.0
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電子ビーム溶接は真空中で行う事が前提となります。
【電子ビームとは】
真空中で加熱したフィラメントから発生する熱電子を
カソードとアノードに電圧をかけて加速させることで
電子の流れの束となり、ビームとなります。
【電子ビーム溶接とは】
そのビームをコイルやレンズで偏向・収束し溶接部へ衝突させると
運動エネルギーは高速に熱エネルギーに変換され、この発熱が材料を
溶融し溶接されます。
【特徴】
・難溶接材の接合
銅などの高反射材料、タングステンなどの高融点材料、また異種金属
接合も可能です。
・低熱影響
溶け込みが深く熱歪が少なく、溶接後の歪み取りが不要です。
・高品質
真空中の加工につき、ガスの巻込み、表面酸化を防ぎ、ブローホール等の欠陥が少ないです。
電子ビーム加工はエネルギー密度が高く、瞬時に多くの入熱を材料へ与える事が出来る為、原子力や宇宙航空機関係等の難加工材料への溶接用途、またエネルギー安定性が良い事や熱影響による歪みが最小限の事から自動車業界でも幅広く利用されております。
お気軽にお問い合わせください。
基本情報電子ビーム加工技術
当社では電子ビーム加工機の販売から、協力企業様を通じた受託加工まで
手掛けております。
溶接だけ、では無く、材料加工から溶接、最終精度出しまでワンストップ
でのご提供が可能です。
価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | 電子デバイス分野 ・パッケージ 等 半導体分野 ・製造装置用部品 ・真空チャンバー 等 宇宙分野 ・衛星用部品 等 自動車分野 ・センサー ・べローズ ・ダイヤフラム ・各種自動車部品 異種金属接合 ・銅+アルミ ・銅+SUS 難材料接合 ・チタン薄板重ね ・銅板薄板重ね ※詳しくはカタログを御確認下さい。 |
カタログ電子ビーム加工技術
取扱企業電子ビーム加工技術
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1.セラミックス/ガラス 酸化物系セラミックス アルミナ、ジルコニア、サファイア、コージライト等 窒化/炭化物系セラミックス 窒化珪素、窒化アルミ、窒化ホウ、炭化ケイ素、R-SiC等 マシナブルセラミックス ホトベール、マコール、シェイパルハイエムソフト ガラス 石英ガラス、テンパックスガラス、光学系コーティング等 2.金属受託加工(高融点、超硬、特殊、一般問わず全般) モリブデン、タンタル、ニオブ、チタン、超硬各種、インコネル ハステロイ、ニッケル、アンビロイ、SUS、アルミ、その他各種金属 電子ビーム溶接、レーザー加工各種 3.エンジニアリングプラスチックス全般受託加工 ポリイミド各種、PBI、PEEK他、CFRP 4.カーボン 高純度等方性黒鉛、ガラス状カーボン等 5.表面処理 イオンプレーティング、CVD、フッ素コーティング、セラミックス溶射、ブラスト処理、精密洗浄、エッチング、 【実績業界】 ・半導体関連 ・自動車関連 ・電子部品関連 ・工作機械関連 ・航空宇宙関連 ・医療関連 等数百社のお客様にご利用頂いております。
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