株式会社オプトロンサイエンス結晶デバイス・システム (KD*P／LiNbO3／BBO)

最終更新日：2023-01-24 10:28:32.0
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電気光学的ポッケルスセル(Pockels Cells)

■光ビームの偏光方向を素早くスイッチング
■ポッケルス効果は、適切な電場において屈折率の大きな直線的変化をもたらす電子効果であるため、音響光学素子よりもはるかに速い応答が得られる
■Inrad Optics社のポッケルスセルは位相変調に用いることも可能だが、位相変調用に設計されたデバイスほど高効率は得られない
■電場のない状態でビームが複屈折をおこさないようにする為、ビームは単一結晶の光学軸に沿って伝播する
■調整にはジンバルマウントが便利
＊お客様のご指定の仕様でも製造致します

関連リンク - https://www.opt-ron.com/product/inrad_pockelscell

基本情報結晶デバイス・システム (KD*P／LiNbO3／BBO)

【KD*P製ポッケルスセル】
■UV～1.1μmのアプリケーションでよく使用される
■1.1μm付近では吸収があるため、アクティブキャビティーにおける使用が制限される
■数%程度の吸収で問題ない場合には、さらに長波長でも使用可能

【LiNbO3製ポッケルスセル】
■1064nm以上の長波長で用いられる
■光の伝播方向に対して直角に設定された電場をもつポッケルスセルは、結晶の厚さや長さを選択することで、1064nmにおいてKD*Pよりも低電圧で駆動できる
■半波電圧が非常に高くなるが、4.0μm以上の赤外光に最適
■Inrad Optics社では、ピエゾエレクトリック・リンギングを劇的に少なくし、より高い繰返し周波数で使用できるダンプLiNbO3ポッケルスセルを用意

【BBO製ポッケルスセル】
■UV～約2μmの波長領域向き
■KD*PやLiNbO3よりも電気光学係数は小さくなっているが、高い平均出力で使用できる
■BBOは一般的に高電圧が必要とされる
■電圧条件を低く抑えるため、結晶長さはより長く・薄く(開口サイズは小さくなる)している

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型番・ブランド名	Inrad Optics
用途／実績例	■レーザ用Qスイッチ

カタログ結晶デバイス・システム (KD*P／LiNbO3／BBO)

取扱企業結晶デバイス・システム (KD*P／LiNbO3／BBO)

株式会社オプトロンサイエンス

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