Agri Paletteは植物に必須の土壌(土壌水分量・土壌温度・土壌EC・土壌Ph)と空気(気温・湿度・二酸化炭素濃度)と日照量のデータをセンサにより取得しゲートウェイ(受信機)を通じてウェブ(データベース)に記録し、アプリで可視化するセンサーシステムです。
■開発の経緯
農業の「見える化」のため、センサーの活用はスマート農業の基本としてとらえられていますが、数十万円以上するセンサーが多く一部の高度施設園芸以外では導入が進んでいないという状況です。
株式会社Momoでは2018年初旬から、複数の農業法人やコーヒーチェーン大手企業などに業務用として農業用IoTシステムを納品してきました。(閉鎖園芸のみならず、露地栽培の現場でも活用いただいております。)
そんな中で2018年8月よりJA全農グループの支援の下、センサの精度向上のための試験や校正ロジックの策定や低価格化のための調査やヒアリングを繰り返してきました。
そして今までの全ての成果をAgri Paletteの仕様に落とし込み、低価格化に成功したため、Makuakeよりリリースすることとなりました。
基本情報すぐにはじめられる手軽な農業IoT『AgriPallete』
スマート農業の基礎となる8項目のデータをすぐに収集・活用できます。
直接通信で600m(中継機を足せばさらに600m。トマトなど障害物があっても中継機でホップできます。)送信し、受信機がWi-Fiでデータをサーバに上げます。収集されたデータはウェブサイト上に表示され、栽培や農作業などに活用できます。狙い通りの品質と収量を実現するために必須のデータが低いコストで収集できます。
(※中継機は設置後必要になればご連絡をください
※センサのみでデータは見れません。ゲートウェイが一つは必要です)
【使い方】
ゲートウェイのWi-Fiを設定し(設定は簡単です)、センサー電源を入れたら、データがすぐにクラウドに送信されます。圃場の近くにWi-Fiルーターがない場合には、ポケットWi-Fiのご利用がおすすめです。
データは、専用サイトにログインすれば見ることができます。
設定したしきい値で通知する機能もあり、エクセルにデータを書き出すこともできるので、記録を残したり活用するのも簡単です。
ワイヤレスなので特別な電源工事も不要。センサやコンピューターやIoTの知識がない方でも安心してご利用いただけます。
価格帯 | 1万円 ~ 10万円 |
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納期 |
お問い合わせください
※数量によって納期が変動しますので、お気軽にお問い合わせください |
型番・ブランド名 | Agri Palette |
用途/実績例 | JAグループ アグベンチャーラボ 田代様 “農業の「見える化」のため、センサーの活用はスマート農業の基本としてとらえられていますが、数十万円以上するセンサーが多く一部の高度施設園芸以外では導入が進んでいないという状況です。 今回のMomoの農業用センサーは、これまでセンサー導入ができなかった中小規模ハウス園芸農家でも導入できるエントリーモデルとしてたくさんの圃場で活躍することはもちろん、API公開により様々な企業によるアプリケーションの開発が広がれば、データドリブンなスマート農業の未来を期待させるものであると評価しています。" 株式会社Momo以外のシステム開発会社が同一センサデータで自社サービスを展開出来るスマホ方式を採用することで様々なアプリを利用できます。IoTBase社様を含む3社が既に進出を表明。農業分野への進出を検討している企業様も、自社サーバに本製品からのデータを貯め、ウェブサイトやモバイルアプリに表示・活用することで農業IoTサービスの提供者になることが出来ます(提供時のサービスは、購入者本人のデータに対する処理になります。購入者以外のデータの活用は別途協議の上の提供となります)。 |
詳細情報すぐにはじめられる手軽な農業IoT『AgriPallete』
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