株式会社つくば燃料電池研究所 ホットプレス一体型燃料電池試験装置 実用新案2019-4254

 本装置は、流路を有する単セル試験機としては世界最小クラスの電極面積(2cm2)を有し、種々の工夫がなされています。

本装置の特長は、以下のようになります。
(1) ホットプレスと一体化した燃料電池試験装置であり、設備の大幅な簡略化とコスト低減を実現。
(2) ホットプレスとして1,000kgfまで荷重でき、電極面積2cm2の膜・電極接合体(Membrane Electrode Assembly, MEA)作製が可能。
(3) 回転ハンドルで荷重をかけ、圧力センサーによる正確な読み取りが可能。そのため、ホットプレス操作のばらつきが小さい。
(4) 単セル試験装置として、ボルトによるセルの締め付けを行わないため、アセンブルが容易。また、MEA締結圧の設定が正確、かつ均一な締め付けが保証される。
(5) カセット交換式のガス流路を設定、自由な流路設計が可能。
(6) アノード、カソード独立に温度設定可能。
(7) 電極面積が小さいため、少量の材料(触媒、ポリマー電解質膜など)で試験できる。
(8) 大容量の電子負荷装置を必要としない(ポテンショスタットで測定可能)。
(9) 装置全体が小型で1つのラックに収まるため、容易に移動できる。

基本情報ホットプレス一体型燃料電池試験装置 実用新案2019-4254

装置仕様
1. 試験電極面積: 標準で2 cm2 (1.4cm×1.4cm) 
2. 反応ガス導入部分: 6×8cmカーボンブロックに埋め込まれたカセット式流路
3. MEA構成: アノードガス拡散層(GDL)及び触媒、電荷質膜、カソードガス拡散層(GDL)及び触媒
4. 参照電極: 水素電極(RHE)
5. セル温度: 90℃まで、アノード、カソード設定
6. 加湿器(オプション): ガス導入管、排出管、温度センサー及びヒーター、温度調節器(80℃まで)、アノードガス、カソードガス独立

価格情報 弊社ホームページをご参照下さい。
価格帯 50万円 ~ 100万円
納期 ~ 1ヶ月
※受注後、製品組み立てとなりますので、納期は1ヶ月くらいとお考え下さい。
用途/実績例  燃料電池のモデル試験機として燃料極、空気極における水素酸化反応、酸素還元反応を一体として電流・電位曲線などによる反応解析を行うための試験装置です。実際の電池に近い環境において、触媒材料開発、触媒耐久性試験、電解質膜開発、ガス拡散電極評価に役立つ試験を、短時間、低コスト、省スペースで実現することができ、関連した材料開発に最も適した試験法といえます。 
 本装置では実際にガスを流通させた条件で反応させているため、大電流での測定を可能にし、触媒や電解質膜の性能評価のみならずガス拡散層(GDL)やガス流路の違いによる発電性能の評価に適しています。更に本装置では、小型であるという特長を有し、「一人一台」のラボ試験器として最適の試験機を提供します。
 最後に本装置においては、電極発電部がカセット式で自由に設計・交換可能であるという利点から、他の液体燃料電池やガス反応装置(CO2の電気化学還元システムなど)にも転用可能で、応用範囲の広い試験装置ということができます。

取扱企業ホットプレス一体型燃料電池試験装置 実用新案2019-4254

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株式会社つくば燃料電池研究所

■燃料電池に関連した、新規材料開発(電極触媒、高分子電解質膜、その他)及び販売 ■燃料電池に関連した、計測・評価技術の開発及び販売 ■周辺計測技術(センサーなど)の開発及び販売 ■携帯機器用など小型ダイレクト燃料電池の開発及び販売 ■その他、関連業務

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