インバータ故障時のフェール検知を検出時間内(100ms以内)で行えるか検証
当資料は、U相上アームをオープン故障させ、故障発生から
検出時間:100ms以内に故障が検知できるかを検証した資料です。
フェール検知は、電流波形に含まれる4次以上の成分を
ハイパスフィルタを使用して抽出して判定いたします。
【掲載内容】
■システム構成
■コントローラ仕様
■モータ仕様
■検証内容
■検証結果
■考察
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基本情報【事例集】インバータスイッチ故障時のECUフェール検知検証
【考察】
■JMAG-RTモデル(空調高調波モデル)を使用することでインバータ故障時の
フェール検知を検出時間内(100ms以内)で行うことができた
■フェール検出ロジックでは、断線時に発生する電流の歪みを検出して
判定を行っているが、線形モデルでは波形がSin波に近く、高調波成分が
発生しないため、誤判定(断線を検出できない)してしまう
■MATLAB/Simulink(MILS)環境でJMAG-RTモデルを使用して検出した
結果とRT-Sim-III(HILS)環境で検証した結果とがよく一致しており、
実ECUかつ異常系の検証に使用できることが確認できた
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