パナソニック ホールディングス株式会社 Nessumプロジェクト PaWalet Linkとは
- 最終更新日:2022-12-15 21:35:30.0
- 印刷用ページ
PaWalet Linkは、有線通信技術の一つであるWavelet OFDM技術を無線に応用した近距離無線通信技術です。磁界を使った通信方式であり、ループアンテナを利用することで通信範囲を限定しています。同じ技術で有線/無線それぞれの通信が可能であるため、それらを組み合わせたハイブリッドネットワークも容易に構築できます。さらに、マルチホップ技術を利用することで、大規模ネットワークへの拡張も可能です。
【無線通信の特長】
■ 磁界を使った通信方式であり、送信電力およびアンテナ形状(開口面積)により、通信範囲(数mm~数十cm)を限定
■ ワイヤレス電力伝送(WPT)との併用で、高速通信に加えWPT制御および位置検出が可能
【無線/有線のハイブリッド通信の特長】
■ OFDM変復調、誤り訂正や暗号などの機能を用いた通信により、理論上の実効速度でMax. 数百Mbpsクラスを実現
■ 多彩なモード/チャネルにより、様々な活用シーンに適用可能
詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
本技術を活用したソリューションを一緒に検討いただける方も募集しています。
基本情報PaWalet Linkとは
【PaWalet Link技術に関する基本仕様】
■ 利用形態:(近距離)無線/(高速or長距離)有線
■ 変復調:Wavelet OFDM
■ 周波数帯域:~110MHz
■ PHY速度:(理論上)最大1Gbps
■ モードとチャネルID数:9モード、15チャネルID
■ 誤り訂正:リードソロモン符号、連接符号、(LDPC-CC)
■ ネットワーク構成:1対1、1対N、N対N など
■ 暗号方式:AES 128bits
■ 通信モード:ハイスピード、ロバスト
■ マルチホップ:10ホップ
■ 接続数:Complete版:128台、マルチホップ版:1024台
価格帯 | お問い合わせください |
---|---|
納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | 【使用例】 ■ 各端末に通信線(例えば Ethernetなど)を接続し、近距離無線通信利用 ■ 各端末に通信線(例えば制御線や同軸線など)を接続し、無線/有線のハイブリッド通信ネットワーク環境構築 ■ WPT併用で、高速通信に加え、WPT制御および位置検出に利用 ■ WPT併用で、スリップリングの置換え(無限回転) ■ 隣接PaWalet端末間で干渉する場合は、チャネルを切り替えることで干渉回避 【活用イメージ(+WPT)】 ■ e-Mobility(EV)への展開例 ■ e-Mobility(e-Scooter)への展開例 ■ e-Mobility(Robot)への展開例 ■ 水中・海中IoTへの展開 |
カタログPaWalet Linkとは
取扱企業PaWalet Linkとは
-
パナソニック ホールディングス株式会社 Nessumプロジェクト
■ Nessum 半導体IPコア事業 1. ライセンス提供 2. 技術開発 3. 開発サポート(ボード開発、FPGA開発、ソフトウェア開発 等) 半導体IPコアの内容は、本サイトの製品・サービスや当社公式サイトでも紹介しております。 お問い合わせやご依頼は、下記のお問い合わせフォームにて承ります。 また、カタログや関連資料も掲載しておりますので、ご一読下さい。
PaWalet Linkとはへのお問い合わせ
お問い合わせ内容をご記入ください。