【セルスタッドとスタッド溶接の違い】
セルスタッド工法は所謂スタッド溶接とは大きく異なります。スタッド溶接は当社ではCD方式を使用していますが、交流電源から充電したコンデンサーを用いた溶接方法の一つです。一方セルスタッド工法は鋼板にあらかじめ開けた下孔にプレスで圧入する方法です。
【スタッド溶接のメリット・デメリット】
スタッド溶接は、母材に対する影響が少なく、表面の外観もほとんど変化がありません。外観を大切にしつつ、ネジの機能を持たせたい場合には有効な加工方法になります。但し強度面での安定に於いては信頼性が薄く、外れてしまう事もあります。
基本情報【板金加工技術紹介】セルスタッドの特性について
【セルスタッドのメリット・デメリット】
セルスタッドはスタッド溶接とは異なるかしめ工法の為、強度面での信頼性は高く、品質の安定の観点においては大きなメリットがあります。しかし化粧面には写真のようにかしめ部分の痕が出てしまい、美しくありません。コインメック部分や基板用ブラケット等の、内部部品としてユーザー様の目に触れにくい部分で使用される事が多いです。
価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | 電機関係製品、アミューズメント機器、照明機器、ゲーム機、精密機械部品 |
カタログ【板金加工技術紹介】セルスタッドの特性について
取扱企業【板金加工技術紹介】セルスタッドの特性について
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板金加工、中でもロッカー・オフィス家具・スチール家具・キャビネット・機械筐体などの箱物板金・塗装・アッセンブリーまで含めた完成品の設計・製作が得意です。半世紀以上の歴史の中で、設計図面・設計や加工ノウハウは豊富で、それらの製作に適した機械設備や塗装ラインなども多数取り揃えています。また、お客様のイメージに合わせた最適なロッカーをレイアウトに合わせて図面作成からご提案できることが強みです。スポーツロッカーやワークロッカー、貴重品ロッカー、次世代スマートロッカー、メールボックスなど、製作だけでなく現地への納品・設置までを自社にて対応させて頂きます。生産量においては、標準的なロッカーの場合、週100台程度の生産体制も取れ、小ロットから量産まで、多品種変量生産に対応可能です。強みとしては、トータルでお受けできることであり、品質・環境ISO認証によるQMS体制、一元管理の生産管理体制、東大阪を中心とした供給ネットワークなどの特長から、これまでもお客様の信頼を頂いて参りました。今後は、新たな時代に沿った製品提供と、歴史から培った板金ノウハウ・技術をもとに、お客様のパートナーとして長く愛される会社でありたい、と考えます。
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