いっけん同じように見える筐体でも屋内用、屋外用では設計構造が異なります。どのような目的のために、どのような仕様を構想するのでしょうか。
当社は創業以来、ロッカーや金庫等、屋内向けの筐体を多く設計・製造してまいりました。屋内向け筺体の特色としては、材料は主にSPCCを使用し、塗装はメラミン樹脂焼き付け塗装が主流になります。また構造上も防水機能を持たせる必要もなく、接合方法としてはスポット溶接での接合がメインとなり、板厚も0.8mmの鋼板を多く使用しています。
基本情報【板金加工技術紹介】屋外盤・筺体の仕様について
【屋外仕様の筐体の構造・材質・外装】
太陽光発電や、その他蓄電装置等が世の中に普及するにあたり、屋外盤の仕事をお受けする機会も増えてきました。屋外盤の筐体の構造は、防水仕様で水切り仕様になっているものが多く、材質もSECCを使用する事が大半です。また塗装はアクリル樹脂焼き付け塗装や紛体塗装が多く、化粧としての機能よりも防錆の機能に主眼を置いた仕様のものが多くを占めます。また接合方法では連続溶接での接合が主流で、板厚も1.6~2.3の比較的厚い板厚のものが多くあります。
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用途/実績例 | 【屋外仕様筺体の今後】 従来のSECCへの塗装だけでなく、ステンレスやアルミへの塗装や、高さが2000mmを超える大型盤などの特別な仕様へのご依頼も増えつつあり、用途に沿った最適な形でのご提案が出来る板金メーカーでありたいと考えています。 |
取扱企業【板金加工技術紹介】屋外盤・筺体の仕様について
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板金加工、中でもロッカー・オフィス家具・スチール家具・キャビネット・機械筐体などの箱物板金・塗装・アッセンブリーまで含めた完成品の設計・製作が得意です。半世紀以上の歴史の中で、設計図面・設計や加工ノウハウは豊富で、それらの製作に適した機械設備や塗装ラインなども多数取り揃えています。また、お客様のイメージに合わせた最適なロッカーをレイアウトに合わせて図面作成からご提案できることが強みです。スポーツロッカーやワークロッカー、貴重品ロッカー、次世代スマートロッカー、メールボックスなど、製作だけでなく現地への納品・設置までを自社にて対応させて頂きます。生産量においては、標準的なロッカーの場合、週100台程度の生産体制も取れ、小ロットから量産まで、多品種変量生産に対応可能です。強みとしては、トータルでお受けできることであり、品質・環境ISO認証によるQMS体制、一元管理の生産管理体制、東大阪を中心とした供給ネットワークなどの特長から、これまでもお客様の信頼を頂いて参りました。今後は、新たな時代に沿った製品提供と、歴史から培った板金ノウハウ・技術をもとに、お客様のパートナーとして長く愛される会社でありたい、と考えます。
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