【よく使われる用語】
『ガイドマーク』・・・ワーク上面や下面にガイドやストリッパーによって、つく傷の事を指します。一般的に押える圧力が強い場合は円形のマークがつき、片押えになっている場合には、三日月状のマークがつきます。
『 カエリ(バリ)』・・・ワークせん断切り口面に生じる小さいまくれの部分のことです。手に触れる部分に残っているとケガにつながる恐れがある為、取り除く必要あります。
『さん幅』・・・抜き穴の隙間のことを指します。さん幅が必要以上ないとさん部にねじれや変形が発生します。通常スチールやアルミ材で板厚の2倍以上、ステンレスで4倍以上の幅が必要です。
『ノックアウト』・・・ワークを板厚分抜くが、一部を母材に繋ぎ止めて結合しておく加工方法。必要に応じて、現地で簡単に取り外しできるようにしておきます。専用のノックアウト金型(通常丸型)が必要です。
『 ダボ出し』・・・ワークに球状の突起をつける加工を指します。 ネスティング・・・CAMによるNC加工機への指示で、シートのワークくり抜きの割り付けのことを指します。
基本情報【板金加工技術紹介】機械工程(ブランク)でよく使われる用語
『半抜き(ハーフパンチ)』・・・ワークを板厚の半分程度抜く加工方法。主にスポット溶接等の位置決め、当たりやストッパーといった用途で用いられる加工方法です。
『バーリング』・・・ワークを筒状に絞る加工です。主に内径にタップ加工をするために用いられる加工方法で、専用の金型をセットして加工します。
『 ビーディング(ビードだし)』・・・板材の補強、すべり止め等の目的でワークをビード状に絞る加工方法。短いビードは単発、長いビードはニブリング加工で成形します。
『ミクロジョイント』・・・いわゆる“多数個取り”の際に、1枚のシートで数多くの部品を加工する場合の、部品を繋ぎ止めておく方法のことをいいます。
『面取り』・・・NC加工後に、カエリが無くなる様、端面を滑らかな状態に削ることです。特に、ワークの抜き穴、端面等に面取りを行う加工のことを“C面取り”といいます。
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用途/実績例 | 板金知識・加工技術の習得にOJTをはじめとして社内教育を行っています |
取扱企業【板金加工技術紹介】機械工程(ブランク)でよく使われる用語
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板金加工、中でもロッカー・オフィス家具・スチール家具・キャビネット・機械筐体などの箱物板金・塗装・アッセンブリーまで含めた完成品の設計・製作が得意です。半世紀以上の歴史の中で、設計図面・設計や加工ノウハウは豊富で、それらの製作に適した機械設備や塗装ラインなども多数取り揃えています。また、お客様のイメージに合わせた最適なロッカーをレイアウトに合わせて図面作成からご提案できることが強みです。スポーツロッカーやワークロッカー、貴重品ロッカー、次世代スマートロッカー、メールボックスなど、製作だけでなく現地への納品・設置までを自社にて対応させて頂きます。生産量においては、標準的なロッカーの場合、週100台程度の生産体制も取れ、小ロットから量産まで、多品種変量生産に対応可能です。強みとしては、トータルでお受けできることであり、品質・環境ISO認証によるQMS体制、一元管理の生産管理体制、東大阪を中心とした供給ネットワークなどの特長から、これまでもお客様の信頼を頂いて参りました。今後は、新たな時代に沿った製品提供と、歴史から培った板金ノウハウ・技術をもとに、お客様のパートナーとして長く愛される会社でありたい、と考えます。
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