エーアイシーテック株式会社 【コンデンサ故障の原因解説】低温で電解コンデンサの特性が低下
- 最終更新日:2023-06-06 14:53:12.0
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出力電圧の過渡応答性能が低下して所定の電圧が得られないことが原因!対策をご紹介
DCDCコンバータの低温作動試験で、出力電圧が低下する不具合が発生した
事例をご紹介します。
DCDCコンバータの出力部分に電解液を使用したアルミ電解コンデンサが
使われていました。
概ね-20℃以下の低温では、電解液の電気伝導度が低下して粘度が上がるため、
容量が数十%低下し、周波数に対する応答性も悪くなり、等価直列抵抗も増大。
この結果、出力電圧の過渡応答性能が低下して所定の電圧が得られないことが
原因とわかりました。
【対策】
■低温におけるコンデンサの容量・ESR・インピーダンスとその周波数特性を
確認し、適切なコンデンサを選択
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
基本情報【コンデンサ故障の原因解説】低温で電解コンデンサの特性が低下
【あわせてご注意ください】
■品種によって下限の動作温度は異なりますので、ご注意ください
■使用温度範囲以内であれば、低温で特性が変化したコンデンサを常温に戻すと
その特性は復帰する
■ただし常温に戻す際に強制的に加熱することはしないでください
■外観の異常や特性の低下が起きる場合がある
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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型番・ブランド名 | 【回路設計者必読の解説書】コンデンサ故障の原因と対策事例15選 |
用途/実績例 | 【コンデンサにこんな症状が見られたら故障です】 ■ケースが膨張している(膨らんでいる) ■ケースに亀裂がある ■ケースと封口部との間に隙間がある ■圧力弁が作動した(圧力弁が開いた) ■ケースが破裂した ■熱い、発熱している ■煙が出ている ■液漏れしている ■異音が出ている ■異臭が出ている ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 |
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