エーアイシーテック株式会社 【コンデンサ故障の原因解説】水平に取り付けた電解コンデンサが破裂
- 最終更新日:2023-06-06 14:55:31.0
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充填材を廃止して素子をリブで固定する構造を採用!"12時の方向"なるように取付方法を変更!
水平に取り付けられたネジ端子形アルミ電解コンデンサが、故障して
封口部分が破裂した事例をご紹介します。
故障したネジ端子形アルミ電解コンデンサは、圧力弁が"6時の方向"となる
水平に取り付けられていました。
コンデンサが劣化したり故障すると、コンデンサの素子温度が急激にあがり
内部でガスが発生。このコンデンサには素子を固定する充填材が使われており、
素子温度上昇にともなってこの充填材が軟化して流動し、圧力弁を塞いで
しまいました。
この結果、スムーズな圧力弁の動作を妨げて、封口部分が開裂しました。
【対策】
■アルミ電解コンデンサの圧力弁が"12時の方向"なるように取付方法を変更
■充填材を廃止して素子をリブで固定する構造を採用
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
基本情報【コンデンサ故障の原因解説】水平に取り付けた電解コンデンサが破裂
【あわせてご注意ください】
■ネジ端子形アルミ電解コンデンサは端子部を上にする直立取付を前提に設計されている
■端子部を下にした上下逆の取付はできない
■コンデンサの寿命が短くなったり、液漏れやコンデンサの開裂など危険な破壊にいたる
可能性がある
■止む無く水平に取り付ける場合は、圧力弁もしくは陽極端子を上にして取り付ける
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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型番・ブランド名 | 【回路設計者必読の解説書】コンデンサ故障の原因と対策事例15選 |
用途/実績例 | 【コンデンサにこんな症状が見られたら故障です】 ■ケースが膨張している(膨らんでいる) ■ケースに亀裂がある ■ケースと封口部との間に隙間がある ■圧力弁が作動した(圧力弁が開いた) ■ケースが破裂した ■熱い、発熱している ■煙が出ている ■液漏れしている ■異音が出ている ■異臭が出ている ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 |
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