デクセリアルズ株式会社 モスアイ構造を応用した反射防止フィルム 車載ディスプレイへの展開
- 最終更新日:2022-12-27 15:58:39.0
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当社の反射防止フィルム「AR100シリーズ」は、ディスプレイカバーに貼ることで
光の反射と拡散を抑える高い効果を実現することから、モニターやタブレットPC、
車載ディスプレイなどを製造する数多くのメーカーに採用されてきました。
またディスプレイ製品の表面板(トッププレート)とディスプレイモジュールを
貼り合わせる光学透明な樹脂(OCR/LOCA)も、材料境界での光の反射・屈折を
抑制する材料です。
近年その光学分野の製品群に新たに加わったのが、「反射防止フィルム
モスアイタイプ」です。蛾の眼の表面にはナノレベルの突起が規則正しく
並んでおり、その構造によって入ってくる光をほとんど反射せずに眼の内部に
取り込むことができます。
デクセリアルズでは、独自の製法によって樹脂フィルム上に蛾の眼と同様の構造を
作ることに成功。これをディスプレイ等に貼ることで、高い反射防止効果と
コントラスト向上を実現する技術を確立しました。
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基本情報モスアイ構造を応用した反射防止フィルム 車載ディスプレイへの展開
【モスアイフィルムでHUDの二重像(ゴースト)対策】
モスアイ構造付き反射防止フィルムの自動車における活用法の一つが、近年増えている運転席側の
フロントガラスに運転情報を投影するヘッドアップディスプレイ(HUD)への採用です。
HUDの投影機構は大まかに、光を出射するプロジェクター部と反射鏡、光のぎらつきを抑える透明な
グレアトラップと呼ばれる透明板で構成され、グレアトラップ以外はダッシュボードの中に収まっています。
グレアトラップの厚みは0.4~0.5mmほどで、光が透過する際にグレアトラップと空気との屈折率の違いから
入射面と出射面のそれぞれで反射が起こり、フロントガラスに映し出される像が二重に見える場合があります。
HUD用のモスアイフィルムをグレアトラップの裏面(投影光の入射面)に貼ることで、裏面での反射率が
およそ4%から0.3%程度に抑えられ、ゴースト現象をかなり抑制することが可能になります。
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