ブルカージャパン株式会社 卓上型電子スピン共鳴装置「micro ESR」
- 最終更新日:2023-05-29 11:48:26.0
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手軽にフリーラジカルの定量から照射食品の検知、放射線量の測定、ビールの香味安定性の測定などが行えます。
卓上型電子スピン共鳴(ESR)装置「micro ESR」は、非破壊で試料中の自由電子あるいは不対電子(フリーラジカル)を直接観測することができるため、食品・化学・医薬分野など幅広く活用できる製品です。ラジカルの生成および反応がトレースできるので、例えば食品分野では抗酸化力の測定や、油などの劣化状態、ビールの香味安定性などの観測に役立ちます。医学分野ではフリーラジカルが老化や癌、動脈硬化などさまざまな疾患に関与しているといわれており、それらの評価が可能です。また、輸入食品は殺菌、殺虫、発芽防止などを目的として放射線が照射されていますが、その際に生成したラジカルを検知することも可能であることから、ESR装置は照射食品検知装置として従来のTL法から置き換わるものと期待されています。
基本情報卓上型電子スピン共鳴装置「micro ESR」
【特長】
○食品分野で幅広くご利用いただける装置
→生産過程:抗酸化力・香味安定性
→生産管理:品質管理・劣化評価
→放射線照射物評価:照射食品検知・放射線による劣化評価
○低温もオプションで使用可能
→液体窒素温度での実験が可能
【仕様】
○装置名:micro ESR
○システム形態:デスクトップ(21 cmタッチパネル搭載)
○マイクロ波周波数:9.6-9.8 GHz
○磁場掃引幅:50 mT
○試料管外径:φ5.8 mmまで(フラットセル、キャピラリーのオプション対応可能)
○試料形態:液体および固体
○OS:Windows
○電源:単相100 VAC 50-60 Hz
○大きさ:30.5(W)*30.5(H)*30.5(D)cm
○重量:10 kg
●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
価格情報 | - |
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価格帯 | 500万円 ~ 1000万円 |
納期 | お問い合わせください |
型番・ブランド名 | micro ESR |
用途/実績例 | 【用途】 ○電子スピン共鳴装置として。 【応用例】 ○ラジカル量の定量 ○照射食品の検知 ○アラニン線量計 ○放射線照射物の評価 ○ビールの香味安定性の評価 ●詳しくはお問い合わせください。 |
カタログ卓上型電子スピン共鳴装置「micro ESR」
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