偏光モード変換器(PMC)の小型化と試作設備の開発では、レーザービーム断面に偏光・位相・強度の分布を持つ、ラジアル偏光、アジマス偏光など特殊偏光ビームの関心が高まっています。これらの偏光は光計測、特に光学顕微鏡分野で注目されており超解像や表面観察の高感度化、高効率光トラッピングなど数多くのアプリケーションが提案され発表論文数も増加しています。新規応用装置の構想を持たれている兵庫県立大学富木啓介先生は、分子方向を3次元の分解能で計測する世界初の3次元立体配向顕微鏡を開発しており、それを実現した液晶光学素子がPMCです。兵庫県立大学の光学システム構築・制御技術とケニックス株式会社の装置設計・プロセス開発を用いた両者の共同研究により小型・簡便なPMCを安価に製造・販売することを目的としています。
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基本情報偏光モード変換器(PMC)の小型化と試作設備の開発
【特徴】
○レーザービーム断面の偏光・位相の分布を任意に制御することができる
液晶デバイス
○ラジアル偏光・アジマス偏光・ラゲールガウスビームなどの様々な特殊偏光を
任意に生成する
○液晶デバイスを基本構成としたPMCを製品化し、光学顕微鏡応用分野を中心に、
その他の応用分野の市場開拓を進めたいと考えている
○PMCは小型.簡便.低コストで、様々な特殊偏光を電気的に切り替えることが
可能な汎用性の高い光学素子
○PMC単体はもちろんPMCを装着した立体配向顕微鏡など、以下の応用製品を
開発一市場展開していく計画
○光学顕微鏡応用
→立休配向顕微鏡(生体分子、液晶分子)10nmの空間分解能を持つ超解像顕微鏡
→界面に付着した分子や電荷の高感度検出、高効率光ピンセット技術
○粒子の光操作
→2次イオン質量分析計の高分解能化、電子顕微鏡の光リターダンス(減速)法
○その他
→レーザー加工の高効率化、光学記録メディアへの3次元ベクトル書き込み、
世界初のマルチプローブ原子間力顕微鏡
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