日本エマソン株式会社 ブランソン事業本部
最終更新日:2020-06-24 13:59:25.0
一括照射型レーザ溶着機『GLX』シリーズ
基本情報一括照射型レーザ溶着機『GLX』シリーズ
照射エリアに凸凹があっても加圧しながら溶着させ、高品質でクリーンな仕上がりを実現
『GLX』シリーズは、すべての溶着ラインを同時にレーザ照射できる溶着技術を
搭載した一括照射型のレーザ溶着機です。
従来のスキャン型の方法と異なり、照射エリアに凸凹があっても
加圧しながら溶着させることで、高品質でクリーンな仕上がりを実現。
自動車部品、医療器具、家電製品、電子部品などの業界はもちろんのこと、
3次元形状を有したパーツやヒケやソリのある大型成型品にも
幅広く利用されています。
【レーザ溶着の特長】
■基準面よりも深く溶け沈ませる事が可能な溶け込み深さ制御に対応
■材料破壊せず、均一な密度で照射する
■ファイバーごとに密度調整が可能
■寸法精度を高め、製品を矯正する
■素早い溶着が可能
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
透明樹脂同士のレーザー溶着を可能にする赤外線吸収剤
レーザー樹脂溶着は高エネルギー密度のレーザービームを用いて溶着したい部品の溶着界面を溶融し結合する工法です。
・溶着時に粉塵が発生しない
・溶着時に内部部品へのダメージがない
・複雑な3D形状への対応が可能(※)
・多数個取りや大型部品への対応が可能(※)
※ブランソンの一括照射レーザー溶着機の特徴
これら特徴により自動車や医療などの分野で幅広く利用されています。
レーザー樹脂溶着では赤外線レーザー光を透過する「透過樹脂(透明またはナチュラル材)」と、レーザー光を吸収して発熱する「吸収樹脂(主にカーボンブラックを含む黒色樹脂)」の組み合わせで溶着を行います。
そのため、透過樹脂同士では赤外線レーザー光の吸収・発熱が起きず溶着が成立しませんでしたが、富士フイルム株式会社のご協力により同社開発の赤外線吸収剤を透過樹脂界面に塗布することで、透過樹脂であってもレーザー光の吸収・発熱が発生し溶着することが可能となりました。
同社の赤外線吸収剤はレーザー光が照射されると無色透明に変化し、外観に影響を与えないため、製品外観の美しさや高い視認性が要求される製品への適用が可能となります。 (詳細を見る)
取扱会社 一括照射型レーザ溶着機『GLX』シリーズ
■超音波応用機器の製造、加工、企画、輸入、販売 【主な取り扱い製品】 ・プラスチック溶着機(超音波プラスチック溶着機、振動溶着機、レーザー溶着機、赤外線溶着機) ・超音波金属接合機 ・超音波洗浄機 ・超音波ホモジナイザー・細胞破砕機
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