日本エマソン株式会社 ブランソン事業本部 透明樹脂同士のレーザー溶着を可能にする赤外線吸収剤
- 最終更新日:2024-04-09 16:53:19.0
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レーザー樹脂溶着は高エネルギー密度のレーザービームを用いて溶着したい部品の溶着界面を溶融し結合する工法です。
・溶着時に粉塵が発生しない
・溶着時に内部部品へのダメージがない
・複雑な3D形状への対応が可能(※)
・多数個取りや大型部品への対応が可能(※)
※ブランソンの一括照射レーザー溶着機の特徴
これら特徴により自動車や医療などの分野で幅広く利用されています。
レーザー樹脂溶着では赤外線レーザー光を透過する「透過樹脂(透明またはナチュラル材)」と、レーザー光を吸収して発熱する「吸収樹脂(主にカーボンブラックを含む黒色樹脂)」の組み合わせで溶着を行います。
そのため、透過樹脂同士では赤外線レーザー光の吸収・発熱が起きず溶着が成立しませんでしたが、富士フイルム株式会社のご協力により同社開発の赤外線吸収剤を透過樹脂界面に塗布することで、透過樹脂であってもレーザー光の吸収・発熱が発生し溶着することが可能となりました。
同社の赤外線吸収剤はレーザー光が照射されると無色透明に変化し、外観に影響を与えないため、製品外観の美しさや高い視認性が要求される製品への適用が可能となります。
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基本情報透明樹脂同士のレーザー溶着を可能にする赤外線吸収剤
従来は成立しなかった「透過樹脂同士のレーザー溶着」を可能にする富士フイルム株式会社開発の赤外線吸収剤がレーザー樹脂溶着の適用範囲を大きく広げます。
こちらの赤外線吸収剤(赤外線波長カット剤)については直接富士フイルム株式会社へお問い合わせください。
https://www.fujifilm.com/jp/ja/business/materials/light-absorber/ir
価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | ・自動車/エレクトロニクス(ライティング部品、センサー部品、カメラ部品等) ・医療(流路、フィルター等) |
詳細情報透明樹脂同士のレーザー溶着を可能にする赤外線吸収剤
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透明樹脂同士の溶着前 拡大写真
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富士フイルム製赤外線吸収剤を用いて透明樹脂同士を溶着後。同製品の利点としてレーザ光が照射されると無色透明に変化するため、製品外観へ影響を与えない点が挙げられます
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レーザー光が走査する従来のレーザー溶着と異なり、溶着したい箇所に同時にレーザー光を照射する一括照射方式レーザー溶着機。すべての溶着箇所が同時に溶け出すため、安定した溶着に不可欠な「沈み込み溶着」が可能となります
カタログ透明樹脂同士のレーザー溶着を可能にする赤外線吸収剤
取扱企業透明樹脂同士のレーザー溶着を可能にする赤外線吸収剤
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