日本積層造形株式会社
最終更新日:2022/11/15
【解説資料進呈】金属3Dプリンターとは?
【解説資料進呈】金属3Dプリンターとは?
近年、金属加工業界や製造業界で注目されている「金属3Dプリンター」。
技術はまだ発展途上だともいわれていますが、改良が重ねられ、
欧米を中心に導入が進んでいます。
費用対効果が高まったことにより、これまで導入を見送っていた企業も
手を出しやすくなってきたのではないでしょうか。
そこで当資料では、金属3Dプリンターの概要や造形方法、メリット・
デメリットをご紹介します。
金属3Dプリンター導入を検討している方は、ぜひご一読ください。
【掲載内容】
■これまで作れなかったカタチを造形できる金属3Dプリンター
■代表的な造形方法
■メリット・デメリット
■金属3Dプリンターで作れるもの一例
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
【金属3Dプリンター】マスカスタマイゼーション
金属3Dプリンターは大量生産に向いていないデメリットがあることは確かですが、小さいものであれば量産にも対応可能です。
例として、100種類のアルミキャップがあった場合、100種類の金型を用意する必要がありますが、金属3Dプリンターであれば、この100種類のアルミキャップを一度のプリントでまとめて造形できます(100回プリントする必要がありません)。
このように、金属3Dプリンターはマスカスタマイゼーションに適しているというメリットがあります。
この金属3Dプリンターにより実現できるマスカスタマイゼーションが採用される分野としましては、医療分野の場合はインプラントや入れ歯(デンチャー)が代表例になりますし、工業分野でも多品種少量生産品に活用できる可能性がございます。
弊社ではチタン合金(チタン64)、純チタン、コバルトクロム等の生体適合性の高い材料や、ステンレス(SUS)、インコネル、銅などの材料も金属3Dプリンターで造形することが可能です。
先ずは試作からでも構いませんので、お気軽にお問い合わせ下さい。
(詳細を見る)
金属3Dプリンターの利用に向かないケースとは
金属3Dプリンターによって、従来工法では製作不可能だった複雑形状のモノ(ラティス構造等)が造れたり、トポロジー最適化により今まで以上に軽量化が図れたり、更には積層造形ならではの一体造形により溶接やロウ付けが不要になったりと、そのメリットとして挙げられる項目は多岐に渡ります。
では、金属3Dプリンターの利用に向いていないケース(デメリットとなり得ること)とは何になるでしょうか?
■鋳造・鍛造・切削等の従来工法で作れるものを金属3Dプリンターで造形する場合、コストが相対的に高くなってしまう。
■高いレベルの精度や面粗度が要求される場合、別途後加工が必要になる。
■(造形物の大きさにもよるが)大量生産には向いていない。
重要なのは金属3Dプリンターのデメリットに着目するのではなく(従来工法の置き換えで考えるのではなく)、金属3Dプリンターならではの製品設計・開発を行うことです。
当社は昨年秋に東京アールアンドデーと技術提携し、ただ3Dプリントするだけでなく、設計面からもアドバイスができる態勢を構築しております。
試作・納期・見積、ご質問等お気軽にお問い合わせ下さい。
(詳細を見る)
【日本積層造形】金属3Dプリンター | ラインナップ
【電子ビーム方式金属3Dプリンター】
■Arcam A2X
■Arcam Q20
■Arcam Q20 Plus
対応鋼種:純銅、チタン合金、コバルトクロム、インコネル(ニッケル基合金)、純チタン、SUS316L、タングステンカーバイド
【レーザー方式金属3Dプリンター】
■Concept Laser M2(第一世代)
■Concept Laser M2(第四世代/デュアルレーザー)
■Concept Laser XLINE 2000R(大型金属3Dプリンター)
■EOS M280
対応鋼種:アルミ合金、チタン合金、純チタン、銅合金、インコネル、マルエージング、SUS
造形領域等については関連リンクを参照下さい。
試作・納期・見積、ご質問等お気軽にお問い合わせ下さい。
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金属3Dプリンターの活用が広がらない理由とは
【本文】
金属3Dプリンターの認知度は年々着実に上がっていると言える状況ですが、日本で実際に金属3Dプリンターを活用できている企業が多いかと言われると決してそうではありません。
あくまで一般論ですが、日本企業が既存製法の延長線上で金属3Dプリンターの活用を考える傾向があるのに対し、欧米や中国では金属3Dプリンター(積層造形)により従来工法ではできないものを設計・造形するという発想があります。
従来工法と比較した際に挙げられる金属3Dプリンターのデメリットとしては、一般的に下記の内容が挙げられます**。
■切削並みの寸法精度は出ない(精密鋳造レベル)
■表面粗さがRa10~25程度
■(製品の大きさにも因るが)量産には不向き
■コスト
**パウダーベッドフュージョン(PBD)方式の金属3Dプリンターを保有する当社比
これらのデメリットに焦点を当てるのではなく、金属3Dプリンターだからこそ享受できるメリットに焦点を当て、新たな設計(DfAM)による製品開発を考えることが重要です。
当社ではそのお手伝いができればと考えておりますので、先ずはお気軽にご相談下さい。
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