高精度ラッチはツール長の自動計測やタッチプローブでの形状検査(計測)、立体(3D)形状検査(計測)などに用いられます。
タッチプローブ(特殊なセンサで接触を検知)などを多軸駆動機構(ヘッド)に取り付けて、計測対象ワークに接触させます。その際、センサ入力でフィードバックカウンタ座標をラッチ(ハード的に記憶)して位置情報を計測します。
例えば、金属加工をする工作機械を想定すると金属ワークを配置した際の配置のずれを検査したり、金属ワークの形状を検査することで加工精度を高めています。
カメラで検査する場合、光の反射などで要求精度が出ないことが多くありますが、メカ的センサ&高精度ラッチでは光などの外乱に影響されないため一定した高精度な検査(計測)が可能となります。
基本情報【オプション機能】高精度位置計測(ラッチ機能)
■高精度ラッチの仕組み
タッチプローブなどがワークに接触したタイミングはサーボアンプ内部の制御周期と一致しているわけではありません。サーボアンプが持っている位置情報とセンサが接触したタイミング(サーボアンプの制御周期と一致していない)を照らし合わせてサーボアンプ内で位置情報を補正します。
しかし、サーボアンプの位置情報は電源ONしてからの情報のため上位のモーションコントローラ側の位置情報とは異なる値です。
上位のモーションコントローラはサーボアンプ内で補正された位置情報を受け取り、モーションコントローラが管理している座標系に変換することでユーザが使い易い位置情報としています。
テクノの高精度ラッチはこの変換機能を使って、高精度な形状検査や補正動作などを可能としています。
■テクノの高精度ラッチの特長
・マクロ機能と連携が可能
計測した位置情報をマクロ変数に代入したり、読み込んだりすることが可能
運転プログラムやPCソフト、PLCラダーから自由に活かせます
・多軸同期計測が可能
タッチプローブなどのセンサ信号を複数のサーボアンプに並列に入力したり同期して計測することも可能
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