『ロート油』は、1875年イギリスの W.Crum がヒマシ油を
硫酸化して製造したものです。
繊維工業への応用が認められてからは急速に使用量が増加し、
今日の硫酸化油の代表的な商品として発展しました。
製法としては、ヒマシ油を室温程度の温度で硫酸化するのですが、
その反応は非常に複雑で、反応生成物は硫酸エステルの中性塩のみではなく、
原料油や脂肪酸等も含有した活性剤です。
【一般的性質】
■外観:淡褐色透明液体
■主成分:ヒマシ油硫酸化油
■pH:7.0 ~ 9.0(2%水溶液)
■溶解性:水、アルコールには任意に溶解
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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基本情報染色助剤『ロート油』
【規格】
■外観 : 淡褐色透明液体
■pH :7.0 ~ 9.0(2%水溶液)
有効成分35%の『ロート油』、40%の『ロート油40』がございます。
さらに高濃度のものをご所望の場合も、数量によりご相談承りますので、お気軽にお問合せ下さい。
価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | 【用途】 ■繊維工業の分野においては、洗浄作用がセッケン程でないため、洗浄剤としてよりも 主として染色用浸透剤、ナフトール染料溶解剤として広く用いられている ■紡績用柔軟剤 ■製紙工業の分野では、塗工紙における塗被料のバインダーに添加することにより カール・ピッキング・ピリング防止等に使用 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 |
カタログ染色助剤『ロート油』
取扱企業染色助剤『ロート油』
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★★繊維工業向け★★ 繊維の染色・仕上げ工程で用いられ、繊維の価値を高める機能を持つ薬剤です。 【精練・洗浄剤】 各種繊維・生地に付着している天然由来の不純物や、紡⽷工程で付着した油剤・糊剤等を除去するための薬剤です。後工程となる染⾊や仕上加工におけるトラブルをなくす効果があります。 【染色助剤・固着剤】 繊維の染⾊加工で染料とともに⽤いられ、染⾊効果を発現しやすくするのが染⾊助剤です。均染剤・染料分散剤・pH調整剤・脱⾊剤等があります。固着剤は染⾊堅牢度を高める薬剤です。 【柔軟仕上剤・機能加工剤】 繊維の仕上げ加工で⽤いられます。風合いや光沢等の外観を整えたり、難燃・防皺・撥水等の各種機能を付加したりして、生地の価値を高めます。 ★★製紙工業向け ★★ 繊維産業向けの染色固着剤で培ってきた技術を活かし、インクジェットプリンターでの印刷における耐水性・発色性等の各種要求に応える定着剤などをご提供しています。 ★★各種製造受託★★ 各種化学品の製造を承っております。 その他、各種工業用薬剤のラインナップがございます。詳細は上記ホームページの製品情報ページをご参照ください。
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