株式会社UL Japan 建設機械など大型機器向け電波暗室
- 最終更新日:2024-01-18 11:42:07.0
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三重県伊勢市の株式会社UL Japan伊勢本社内に、大型機器向け電波暗室を備えたEMC 試験棟が稼働しました。
<電装化が加速する建機業界>
現場の安全性の向上や人手不足を補うため、建設機械のICT の導入や電装化が進んでいます。多くの電子部品が搭載されるようになった建機に対し、電磁ノイズや電磁干渉が原因で引き起こされる事故を防ぐため、EMC(電磁両立性)試験の重要性が高まっています。
<建機に関する規格の強制化>
2021 年に、建機に関する最新規格「EN ISO 13766-1、2:2018」の強制化が予定されています。この強制化により、放射イミュニティの上限周波数が拡大し、建機本体への電波照射が求められることとなります。欧州では2021 年の規格切り替えを予定しており、上市する際は、最新規格への適合が必要となります。
基本情報建設機械など大型機器向け電波暗室
電波暗室内寸法:縦17.9m x 横23.0m x 高さ11.0m
入口寸法:幅 8m x 高さ 8m
耐荷重:100t
同試験棟は2020年7月に稼働を開始し、2021年に強制化が予定されている最新規格「EN ISO 13766-1、2:2018」など、技術革新や制度変革に伴い変化する法規制/規格への適合を支援致します。
また、建機に限らず本暗室の仕様範囲内であれば、自動車、フォークリフト、クレーン、バス、トラック、電車、大型農機、小型飛行機等のEMC試験対応が可能です。
価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | 新設備では、各種EMC試験が対応可能です。 EN ISO 13766-1/-2 建設機械EMC(新) EN 13309 建設機械EMC(旧) JIS A 8361-1/-2 国内建設機械EMC ISO 11451-1 車両イミュニティ共通 ISO 11451-2 車両放射イミュニティ(ALSE) ISO 11451-4 車両BCI ISO 11452-1 部品イミュニティ共通 ISO 11452-2 部品放射イミュニティ(ALSE) ISO 11452-4 部品BCI ISO 10605 車両 / 部品 静電気 CISPR 12 車両エミッション CISPR 25 部品エミッション ECE Regulation No.10 自動車国際規制EMC ISO 14982 農・林・造園・園芸用機械向けEMC ISO 7176-21 電動車いすEMC EN 50498 アフターマーケット品EMC EN 12895 フォークリフトEMC 他に車載機器EMC試験も対応可能 |
カタログ建設機械など大型機器向け電波暗室
取扱企業建設機械など大型機器向け電波暗室
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■製品安全試験・認証 世界に認められた信頼性の高い第三者試験認証機関として、ULマークをはじめとする各種安全マークを取得していただくための試験を実施し、お客様の世界市場への進出をサポートいたします。 ■世界の安全認証・電波法認可取得 ULのグローバルネットワークを活用し、ULマークだけでなく、世界各国の製品安全認証取得および電波法認可取得を確実に、かつスピーディにサポートいたします。 ■EMC(電磁環境両立性)/無線試験・認証/適合証明 世界各国のEMC・電波法規制に対する充実した測定設備と技術、豊富な経験と実績を基に、製品の試験から認可取得までトータルにサポートいたします。 ■工場検査・ラベルサービス お客様とのコミュニケーションを大切にし、迅速かつ効率的に製品に対する工場検査を実施いたします。 ■環境関連サービス 環境により配慮した製品の信頼性向上とそれによる市場での普及に寄与する様々な検証・認証サービスを提供します。 ■セミナー・情報提供 製品安全認証、EMC測定、工場検査などで培った経験、ノウハウを基に各種セミナー/調査サービスを提供いたします。
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