エムティエスジャパン株式会社 【事例紹介】大型高性能振動台導入
- 最終更新日:2018-02-21 14:52:02.0
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長周期地震動の世界最大の振幅を再現
日本の大手総合建設会社である鹿島建設株式会社(以下、鹿島)は、蓄積され
た高度な技術とノウハウ、業界随一の技術研究所を有し、業界のリーディング
カンパニーとして技術開発や新技術・新工法の水平展開を行っています。
鹿島は、以前より地震国・日本における耐震技術向上のための実験装置とし
て振動台を重要視しており、1975年に最初の振動台を導入しました。その
後、1991年に更新を行いましたが、今後予想される巨大地震や長周期地震へ
の対応、あるいは国の指針改定に伴う原子力施設のさらなる高耐震化検討等
の諸要求に対して、現行の性能のままでは十分な対応ができなくなることが
予想されました。
そこで鹿島は、超高層建築物および原子力発電所などの重要構造物の高耐
震化に向け、大型振動台における世界での多数の実績、および、鹿島建設に
おけるこれまでの実績から、2008年にMTSと更なる更新の検討を始めまし
た。
基本情報【事例紹介】大型高性能振動台導入
大型振動台としての高精度な制御と長周期振動再現のための長ストロークの制御を実現するためのソリューションとして、地震動を再現する「主振動台」と、超高層ビルなど長周期構造物の応答を再現する「長周期振動台」を組み合わせた2段重ね方式の高性能三次元振動台です。
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