【SCM440】とは
SCM440はクロモリ鋼のうち、比較的硬めの鋼種です。
降伏点は835以上、硬度285~352程度の数値を示し、
キルド鋼から圧延・鍛造されて作られます。
鋼材の加工難易度は、研削や研磨の場合、粘りの有無が影響してきます。
硬いだけであれば、比較的簡単に加工は可能です。
◎適した使用用途
・一般機械部品
・シャフト
・ボルト、ナット
◎特徴
・焼入れ適正が高い
・切削性良好
・高周波焼入れ
・真空焼入れ
◎適した加工
・フライス切削加工
・旋盤切削加工
・焼入れ後の研削加工
機械構造用合金鋼の一つで、通称「クロモリ」
もしくは「クロモリ鋼」と呼ばれる材料です。
クロム鋼にモリデブンを入れて改良されたもので、
SCr材よりもさらに焼入れ性に優れています。
焼戻しに対する抵抗、機械的性質が優れているほか
靭性もあるため、自動車部品、ボルト・ナット類にも使われます。
500℃前後の高温下でも強度が低下しにくいといわれる材料で、
高温高圧が前提となる箇所に使われることもあります。
基本情報金属加工 普通銅【SCM440】特徴
◎焼き入れ
焼入れ性は良好である。
焼き入れの種類は、高周波焼入れ・無酸化焼入れなどがある。
◎SCM440を用いたコストカット
ある程度の硬度が欲しいが、調質では硬さが足りない場合
SCM系で、PX5やHPM7などのプリガードン鋼(HRC30)を
使用することで熱処理が省ける。
◎調質・調質材
調質材があります。硬度はHRC23~25程度です。
◎溶接性
アルミやチタンと比較した場合、溶接性が優れます。
◎研削加工 研磨加工
粘りのある材質だが、CBホイール研削砥石、
もしくはWA系の研削砥石を使用するのが一般的である。
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加工に関する特徴【普通銅】
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カタログ金属加工 普通銅【SCM440】特徴
取扱企業金属加工 普通銅【SCM440】特徴
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精密機械加工: ・横フライス…(MC・NC・中ぐり)による加工を得意とし、特に「少し大きめ」の中重量物の重切削、剛性を要する加工はお任せ下さい。 ・縦フライス…小物精密部品から大物まで対応します。横フライスとのコラボで適宜工程を組み、加工しますのでコスト面も抑えられます。高硬度の加工も得意です。 ・旋盤…単品~小ロット生産が中心で、汎用、NC旋盤により、あらゆる旋削に対応します。 ・複合加工…自社内で丸・角の複合工程を行い加工効率向上、納期短縮にお応えします。 ・鋳物加工…各種鋳物素材(FC材、FCD材等)の加工を、プレート・ブロックからの削り出しや、異形鋳物まで対応します。 ・製缶加工…溶接から機械加工まで一貫で製作させて頂きます。平行度の必要な架台の脚や、直角度の必要なL型の品物等、お任せ下さい。 治具・ツールの設計製作: 自動車エンジン組立ラインに関わる各種治具・設備の製作で培った独自の経験とノウハウを活かし、業界を問わず最も効率的な治工具をご提供いたします(加工治具、量産治具、組立治具、検査治具)。 社内設計したものを社内加工することで、お客様のご要望を素早くカタチにします。
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